ここでは、スターバックスリザーブについての簡単な説明や店舗のメニュー、普通のスタバとの違いなどを書いていきます。
タップできる目次
スターバックスリザーブとは?
スターバックスリザーブとは、簡単に説明するとハイグレードなスタバのことです。
まず、取り扱うコーヒー豆のラインナップは通常のスタバよりも高価で豆によっては2倍以上の値段になる商品もあります。
- 普通のスタバはコーヒー豆250gで1,500円前後
- スターバックスリザーブのコーヒー豆は250gで3,000円前後
100g換算するとリザーブの豆は1,200円なので相場よりもずっと高い値段といえます。
ちなみに、僕が愛飲しているコーヒー専門店「土居珈琲」で豆を買った場合、銘柄にもよりますが大体100gあたり1,000円前後なので、リザーブでは専門店よりも高価なコーヒー豆を取り扱っているといえます。
また、店舗で飲むコーヒーも、
- 普通のスタバはコーヒー1杯320円
- スターバックスリザーブはコーヒー1杯810円
と2倍以上も値段の差がありますが、リザーブでは店員さんが一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹れてくれたり、日本でもあまり見かけないハイグレードなエスプレッソマシン「ブラックイーグル」で抽出したりと、普通のスタバとは異なる味わいが楽しめます。
様々なコーヒーの楽しみ方がある
スターバックスリザーブでは、様々な抽出方法でコーヒーを楽しむことができます。
それぞれの抽出方法を簡単に説明すると、水の蒸気圧を利用してコーヒーを淹れる「サイフォン」。
先ほども少し触れましたが、世界的に見てもハイグレードなエスプレッソマシン「ブラックイーグル」。
1台100万円と言われるコーヒー抽出マシン「クローバー」。
一杯ずつハンドドリップして淹れる「プアオーバー」。
豆本来の風味を味わうのに適した抽出方法「コーヒープレス(プレスサービスとも言われ、通常のスタバ店舗でも楽しめます)」
など様々な方法でコーヒーを楽しむことができるので、「自分の好みに合わせた飲み方をしたい!」という場合には普通のスタバよりもリザーブで飲むのがおすすめです。
店内
僕が訪れたスターバックスリザーブ札幌グランドホテル店は、普通のスタバとやや異なるシックな内装で大人のスタバという印象。
しかし、普通のスタバ店舗と同様に店内はWi-Fiやコンセントが使用可能なので、ノマドワーカーや学生さんにとっても使いやすいです。
なお、2019年に東京・中目黒にオープンした「スターバックスリザーブロースタリー東京」は札幌のリザーブ店舗とは全く異なる雰囲気です。
リザーブロースタリーは通常のスタバで飲めるフラペチーノなどのドリンクも取り扱いがなく、コーヒーやエスプレッソが中心です。
スターバックスリザーブロースタリー東京に行った感想はこちら
-
スターバックスリザーブロースタリー東京へ行って、ドリンクやフードを楽しんできました
続きを見る
メニュー
クローバーコーヒー
580円~(ホット・アイス)
※値段はコーヒー豆によって異なります。
コーヒープレス
580円~(ホット・アイス)
※値段はコーヒー豆によって異なります。
その他コーヒー類メニュー
ナイトロコールドブリューコーヒー
490円~530円
ナイトロコールドブリュー ムースフォームダークキャラメル
560円~600円
通常メニュー
普通のスタバと同じレギュラーメニューも一部のスターバックスリザーブでは注文可能です。
普通のスタバで頼めるメニュー一覧こちら
-
スタバ全ドリンクメニューのカロリーと値段一覧【2024年版】
続きを見る
エスプレッソマシンの違いに着目
僕が感じたもっとも大きな違いがエスプレッソの味でした。
通常のスタバ店舗では全自動エスプレッソマシン「マストレーナ」を使って抽出しますが、リザーブでは半自動の「ブラックイーグル」使用。
同じコーヒー豆でも抽出するエスプレッソマシンによって、凝縮されたコーヒーの旨味やコク深さ、豆本来の風味などが全く別次元のものになるのが本当に面白いです。
クローバーコーヒーの味
スターバックスリザーブ限定のコーヒーマシン「クローバー」も着目したいマシンです。
クローバーで抽出したコーヒーは香りが強く感じられ、鼻から抜ける風味も華やかに感じられました。
クローバーコーヒーを注文すると、店員さんが機械について説明してくれたり、注文したコーヒー豆の特徴について話してくれたりと、通常のスタバにない特別感も楽しめます。
クローバーを上から見ると、こんな感じです。
上の大きな穴の中に、挽いたコーヒーを投入してお湯を注いだ後、軽く攪拌(かくはん)します。
コーヒーのコクや旨味を引き出すための作業です。
フレンチプレスやエアロプレスで抽出する場合、コーヒー粉を上から下に押して粉とコーヒー液を分離させます。
しかし「クローバー」では、下から上へと吸い上げる「バキューム抽出」というスタバ独自の抽出方法で粉とコーヒーを分離させます。
分離が終わると、上の写真のようにコーヒー粉が固まります。
最後に、リザーブ専用のマグカップに注がれて完成です。
グァテマラ サンタイサベル
810円(トールサイズ)
グァテマラ サンタイサベルの味
グァテマラ サンタイサベルの風味を5段階で見る
焙煎度合いはミディアムロースト。
柑橘系フルーツのような爽やかさと、わずかにチョコレートを思わせる香りが感じられます。
一口飲むと、レモンを絞ったような酸味が口に広がり、スーッと消えていきます。
苦味は控えめ、コクも浅めで軽めのコーヒーという印象。
また、ほどよい甘みが酸味をマイルドにしています。
普通のスタバで飲むドリップコーヒーとは異なる口当たりで気品が感じられる一杯でした。
まとめ
普通のスタバとスターバックスリザーブの違いをメインに解説してきました。
取り扱っているコーヒー豆が違ったり、異なった空間作りなど様々な違いがありますが、着目すべきは「自分にあったコーヒーの飲み方が楽しめる」ことでしょう。