年間365杯以上スタバで飲むフラペチーノ山口です。(@yamaguchicoffee)
スターバックスでは、ラテなどに使われるミルクの種類を変更するカスタマイズが可能です。
豆乳やアーモンドミルクなど7種類のミルクを楽しむことができますが、種類ごとの特徴やカロリーなどを知りたい方もいるかと思います。
そこで今回は、各ミルクの特徴と追加、変更、多め・少なめ、オールミルクなどカスタムの方法などを紹介します。
著者のプロフィール
スタバマニアとしてTV出演。文春オンラインなどにコラムを掲載しスタバの魅力を発信しています。日本全国で発売された「47Jimoto Frappuccino」を3週間で制覇。
スタバ7種類のミルクの特徴
スターバックスでは次の7種類のミルクが楽しめます。
- スターバックスミルク(標準で使用。まろやかな味わい)
- 低脂肪乳(無料で変更可能。さっぱり)
- 無脂肪乳(無料で変更可能。低カロリー)
- 豆乳(+55円。コクがある)
- アーモンドミルク(+55円。低糖質、低カロリー)
- オーツミルク(+55円。ほんのり甘い)
- ブレベ(+55円。濃厚。高カロリー)
この7種類のなかで、豆乳、アーモンドミルク、オーツミルク、ブレベは+55円の追加料金を支払うことで変更できます。
低脂肪乳や無脂肪乳に変更するカスタマイズは無料です。
カフェミスト・スターバックスラテは全てのミルクに無料で変更できる
2022年から定番ドリンクの「カフェミスト」「スターバックスラテ」に限り、無料でミルクの種類を変更できるようになりました。
▼ミルクを変更する方法
例えば、スターバックスラテを注文した際に「豆乳に変更してください」と伝えれば、追加料金なしで豆乳に変更したスターバックスラテ(ソイラテ)が提供されます。
注文時に「ソイラテをください」オーダーしてもOKです。同じドリンクが同じ料金で提供されます。
アーモンドミルクラテ、オーツミルクラテも同じように追加料金なしで注文できます。
▼ミルクの種類別カロリー・糖質早見表
ミルクの種類 | カロリー (100mlあたり) |
糖質 |
スターバックスミルク | 67.5Kcal | 5.2g |
低脂肪乳 | 54.5Kcal | 5.5g |
無脂肪乳 | 41.6Kcal | 5.8g |
豆乳 | 62.9Kcal | 2.5g |
アーモンドミルク | 47.1Kcal | 0.4g |
オーツミルク | 64.6Kcal | 6.5g |
ブレベ | 228Kcal | 5.0g |
カロリーが一番低いのは無脂肪乳、糖質が一番低いのはアーモンドミルクです。
ここから、各ミルクの味わいを解説します。
スターバックスミルクの特徴とカロリー
スターバックスで標準で使用されるミルク(加工乳)で、ほどよい濃厚さとまろやかな味わいが特徴です。
スターバックスラテやキャラメルマキアートをはじめ、全てのフラペチーノ、ティーラテ、ココアなどに標準で使用されます。
ミルクの比率が高いラテ系ドリンクや、ティーラテを飲む場合、スターバックスミルクなら豊かなコクとまろやかさが存分に味わえます。
加工乳とは?
加工乳とは生乳(牛乳)が主原料で、低価格の実現を目的として脱脂粉乳・クリーム・バターなどの乳製品を加えて加工されたものです。
ちなみに、スターバックスで使用する低脂肪乳や無脂肪乳もすべて加工乳です。
ミルクの成分表は次の通り。
エネルギー 162kcal | 糖質 12.4g |
タンパク質 9.0g | ナトリウム 107mg |
脂質 8.6g | カリウム 381mg |
炭水化物 12.4g | トランス脂肪酸 0.2g |
食塩相当量 0.2g | 飽和脂肪酸 5.0g |
食物繊維 0.0g | カフェイン 0mg |
引用:スターバックス公式サイト
※ショートサイズのホットミルクの数値です。
記事の後半で詳しく解説しますが、 冷たいミルクは現在もすべてのドリンクに無料で追加できます。
追加する際はレジでオーダーする形になります。置いてあった無料のミルクは提供を中止しています。
カロリーは100mlあたり67.5Kcal、糖質は5.2g
スターバックスミルクのカロリーは100mlあたり67.5Kcal、糖質は5,2gです。
一般的な牛乳のカロリーが100mlあたり66.9Kcalなので、スタバのミルクとほぼ同じです。
メーカーはタカナシ、西武酪農乳業、町村農場など
スタバで使っているミルクのメーカーはその店舗の地域によって異なりますが、タカナシ、中沢乳業、西武酪農乳業、町村農場などのミルクを使用しています。
低脂肪乳の特徴とカロリー
スタバの低脂肪乳は、先ほど紹介したスターバックスミルクと無脂肪乳を1:1で混ぜ合わせたミルクを指します。
ミルクを使ったドリンクは無料で低脂肪乳に変更するカスタマイズが可能です。
(一部の期間限定ドリンクはミルクの変更ができない場合があります。)
「低脂肪乳に変更」もしくは「ツーパーセントに変更」というカスタム用語で伝えても対応してくれます。
スターバックスミルクに比べるとミルキーな味や、まろやかさが控えめになりますが、その分カロリーが低く、さっぱりした口当たりになります。
「無脂肪乳に変更するとさっぱりしすぎてドリンクが美味しくなくなる」、「スターバックスミルクはカロリーの高さが気になる」といった方には低脂肪乳への変更がおすすめです。
また、 低脂肪乳もレジにて無料でドリップコーヒーやブラックティーなどに追加できます。
カロリーは100mlあたり54.5Kcal、糖質は5.5g
カロリーは100mlあたり54.5Kcalなので、こちらも一般的な低脂肪乳と同等のカロリーです。
無脂肪乳の特徴とカロリー
無脂肪乳は、カロリーを気にするユーザーへ配慮して用意された加工乳。
スタバでは無料で無脂肪乳に変更するカスタマイズが可能です。無脂肪乳もレジにて無料で追加できます。
全てのミルクの中でカロリーが一番低く、低脂肪乳よりも一層さっぱりした口当たりになります。
【豆知識】
もともとスターバックスでは、通常のミルクより味が劣ることを理由に無脂肪乳を用意していませんでした。
創始者のハワードシュルツをはじめ、スターバックスの幹部や現場の店長が通常のミルクに味が劣るノンファットミルクを使うことに反対していたためです。
スターバックスは創業当時からコーヒーだけでなく「ラテ」や「カプチーノ」など、ミルクを使ったドリンクにも強いこだわりを持っていました。
そのため、実は「フラペチーノ」を販売する予定もありませんでした。創始者がフラペチーノの販売に猛反対したためです。
しかし、カロリーを気にする女性客がスターバックスにノンファットミルクが無いことに失望。
顧客が競合店に流れたことに加え「ユーザーのニーズに応えることも時には大切だ」とシュルツは考えを改め、無脂肪乳の取り扱いをスタートさせます。
その後、無脂肪乳は現在のような定番化に至りました。
スタバのミルクの歴史などは次の記事で解説しています。
しかし、実際にスターバックスミルクと無脂肪乳を飲み比べてみると本当に味は違うのでしょうか?
検証したところ、明らかにスターバックスミルクのほうがコクの深さと旨味に優れており、誰もが「美味しい」と感じそうな味わいです。
また、スターバックスミルクと無脂肪乳では「香り」が全く異なります。
通常のミルクはミルキーな香りがしっかりと感じられるのに対して、無脂肪乳はミルクの香りがほとんどしません。
ティーラテをオールミルクで注文すれば、両者の違いがよくわかるかと思いますが、強烈な味と香りの違いがあります。
カロリーは100mlあたり41.6Kcal、糖質は5.8g
無脂肪乳のカロリーは100mlで41.6Kcalなので、 一般的な無脂肪乳と同等のカロリーです。
豆乳/ソイミルクの特徴とカロリー
スタバの豆乳(ソイミルク)は、オリジナルの調整豆乳を使っています。
スターバックスミルクよりもカロリーが低く、さっぱりした口当たりが特徴。
スタバの豆乳は、無調整の豆乳に砂糖が加えられているため、ほんのりと甘みがあります。
「豆乳に変更したティーラテをオールミルクに変更するとちょっと甘くなる」と言われることがありますが、これは砂糖による影響です。
また、豆乳には標準のミルクには感じられない特有のコクとほんのり香ばしい風味が感じられます。
【豆知識】
スターバックスでは2008年6月まで無調整豆乳を提供していましたが、顧客から「美味しくない」という苦情がいくつも出たため、調整豆乳に変更しました。
スタバの豆乳の原材料は大豆、砂糖、米油、天日塩、乳酸カルシウム、香料、乳化剤、カラギナン(紅藻類から抽出される多糖類)です。
ドリンクの代金に+55円の追加料金を支払うことで豆乳に変更できます。
(スターバックスラテ、カフェミスト注文時は無料で変更可能)
カロリーは100mlあたり62.9Kcal、糖質は2.5g
豆乳のカロリーは100mlあたり62.9Kcal、糖質は2.5gです。
一般的な調整豆乳のカロリーは100mlあたり64.1Kcalなので、同程度のカロリーと言えます。
アーモンドミルクの特徴とカロリー
スターバックスのアーモンドミルクは、水に浸したアーモンドをミキサーなどで砕き、水を加えてガーゼなどでかすを漉した飲料であり、牛乳や乳飲料ではありません。
スターバックスミルクよりもカロリーや糖質が低く、特に糖質は全ミルクの中で最も低いのが特徴です。(無脂肪乳よりも糖質が低い)
例えば、トールサイズのスターバックスラテを標準ミルクで飲んだ場合、糖質量は17.4gですが、 アーモンドミルクに変更すると糖質量をたったの2.1gに抑えることができます。
アーモンドミルクはダイエット中の気分転換や糖質制限中の方にも非常におすすめです。
味わいは、アーモンドの香ばしい風味と、なめらかな舌触りが特徴で、ほんのりと塩気を感じます。
クセが少ないので、ラテやカプチーノ、カフェモカなどと相性が良く、多くのフラペチーノとも相性が良いです。
ドリンクの代金に+55円の追加料金を支払うことで、アーモンドミルクに変更可能です。
(スターバックスラテ、カフェミスト注文時は無料で変更可能)
カロリーは100mlあたり47.1Kcal、糖質は0.4g
スタバのアーモンドミルクのカロリーは100mlあたり47.1Kcal、糖質は100mlあたり0.4gです。
標準ミルクのスターバックスラテ(ホット/トールサイズ)のカロリーが223kcalなのに対して、アーモンドミルクに変更したラテは157Kcalです。
アーモンドミルクに変更するだけでカロリーを66Kcalもカットできるので、ダイエット中にも選びやすいミルクです。
※参考までに、 無脂肪乳に変更したスターバックスラテは139Kcalです。
ビタミンなどを豊富に含むため美容効果も期待できる
アーモンドミルクには美容効果が期待できるビタミンEやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
特に、ビタミンEは強力な抗酸化作用を含み、老化の予防や健康に役立つため「若返りのビタミン」とも言われています。
さらに、悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化や高血圧の予防にも効果があるといわる「オレイン酸」も多く含んでいます。
オーツミルクの特徴とカロリー
オーツミルクはその名の通り、オーツ麦から作られた植物性のミルクのことです。
もともと穀物由来の甘みがあり、麦のような香ばしさがほんのりと感じられます。
オートミールのような味わいと表現すればわかりやすいでしょうか。
全てのミルクの中でも最も甘いので、ラテをちょっと甘くしたい人におすすめです。
逆に、もともと甘くて濃厚なフラペチーノをオーツミルクに変更しても、あまり味の違いが感じられない傾向にあります。
オーツミルクの特徴は牛乳よりも脂肪分が少なく、食物繊維を多く含んでいるため健康効果や美容効果も期待できること。
なかなか口にする機会が少ないミルクですが、クセが少なくどなたにも飲みやすい味わいになっています。
ドリンクの代金に+55円の追加料金を支払うことで、標準のミルクをオーツミルクに変更可能です。
(スターバックスラテ、カフェミスト注文時は無料で変更可能)
カロリーは100mlあたり64.6Kcal、糖質は6.5g
オーツミルクのカロリーは100mlあたり64.6Kcal、糖質は6.5gです。
一般的なオーツミルクのカロリーが100mlあたり36Kcal、糖質は2.2gなのでスタバのオーツミルクにはそれなりに砂糖が使われていると思われます。
※実際に飲むと、本当にお砂糖が入っているかのような甘さがしっかり感じられます。
オーツミルクのメーカーはCalifia Farms(カリフィアファームズ)
スタバで使用しているオーツミルクはCalifia Farms(カリフィアファームズ)というメーカーの「バリスタブレンド」というもの。
アメリカのシアトル系カフェでも使われている人気のミルクで、日本、海外いずれでも入手困難になっている商品です。
以前カルディで大量に販売されていたので、見たことがある方もいるかもしれません。
スタバのオーツミルクが好きな人は、再び販売された際にまとめ買いしておくことをおすすめします。
なお、カリフィアファームズの代替品として人気のオーツミルクはカゴメの「畑うまれのやさしいミルク なめらかオーツ」というもの。
なぜか野菜汁や果汁が入っていますが、Califia Farmsのオーツミルクに近い味わいで、コクがあって美味しいです。
値段も手頃なので気になる方はどうぞ。
ブレベの特徴とカロリー
ブレベとは、ミルクとコンパウンドクリームを1:1の比率で混ぜ合わせた超濃厚なミルクです。
ブレベは生クリームのような濃厚な口当たりと、まろやかな美味しさが特徴です。
フラペチーノのミルクをブレベに変更すると、アイスクリームのような味わいが楽しめます。
フラペチーノに限らず、ミルクを使用しているスターバックスラテやティーラテなどのドリンクは+55円でブレベに変更できます。
メーカーは中沢乳業の「ナイスホイップG」という製品
ブレベのメーカーは中沢乳業で、製品名は「ナイスホイップG」というものを使っています。
以前はタカナシの「ガトーモンテ」というコンパウンドクリームを使用していましたが、現在は中沢乳業から仕入れています。
カロリーは100mlあたり228Kcal、糖質は5.0g
ブレベのカロリーは100mlあたり228Kcal、糖質は5.0gです。
ホイップクリームの原料を使っているだけあって、モンスター級のカロリーです。
ちなみに、 ブレベに変更したトールサイズの抹茶クリームフラペチーノは498kcal。ホワイトモカは834kcalとなります。
【番外】アフォガート用フレッシュクリームの特徴とカロリー
定番ドリンクの「エスプレッソアフォガートフラペチーノ」は、このドリンク専用の「アフォガート用フレッシュクリーム」というミルクを使用しています。
口当たりはブレベのように濃厚で、エスプレッソにも負けないコクのある味わいが特徴です。
クリーム自体のカロリーは公式サイトに記載されていませんが、エスプレッソアフォガートフラペチーノが438kcal(トールサイズ)。
全てのフラペチーノと比較してもカロリーが高いので、このクリーム自体のカロリーがミルクより高い可能性があります。
なお、アフォガート用フレッシュクリームを他のドリンクに使うことはできません。
また、アフォガート用フレッシュクリームを通常のミルクなどに変更することはできません。
【番外】フレッシュクリームとミルクの違い
ほうじ茶&クラシックティーラテや、一部の限定ドリンクには「フレッシュクリーム」が使用されます。
こちらも濃厚でまろやかな口当たりと、クリーミーな質感が特徴です。
ブレベに近い濃厚さで、標準のミルクをさっぱりと感じるほど質感に大きな違いがあります。
スタバのフレッシュクリームのメーカーは明治で、製品名は「フレッシュクリームあじわい22」という、北海道の良質な生乳を使用したもの。
牛乳の風味をより高めるために「NF(Nanofiltration)膜濃縮」という技術を用いて、風味の肝となる「無脂乳固形分」を多く含む工夫をしています。
さらに、時間が経過してもクリームの後味が悪くならないように、ナチュラルテイスト製法(NT製法)を用いています。
※「明治おいしい牛乳」でも採用されている製法です。
カロリーは100mlあたり234Kcal、糖質(炭水化物量)は5.4g
フレッシュクリームのカロリーは100mlあたり234Kcal、糖質(炭水化物量)は5.4gです。
カロリー、糖質ともにブレベと同等なので、ダイエット中は避けたいところ。
参考までに、フレッシュクリームを使用したほうじ茶&クラシックティーラテのカロリーは263Kcalなのに対して、標準のミルクに変更すると151Kcalになります。
ほうじ茶&クラシックティーラテは別のミルクに変更するカスタムが可能です。
ミルク変更・多め・無料で追加などのカスタム一覧
ミルク変更・ミルク多め・少なめ・ミルク追加などのカスタムを紹介します。
▼ミルクに関するカスタム一覧表
カスタム名 | 値段 (税込) |
対象 ドリンク |
モバイル オーダー対応 |
低脂肪、 無脂肪乳に変更 |
無料 | ラテ系ドリンク、 フラペチーノなど |
○ |
豆乳、アーモンド、オーツ、 ブレベに変更 |
55円 スターバックスラテ、 カフェミストは無料 |
ラテ系ドリンク、 フラペチーノなど |
○ |
ミルクの量を変更 (多め・少なめ) |
無料 | カフェミスト、 ティーラテなど |
× |
ミルクとお湯の割合を変更 (全部ミルクに変更) |
無料 | 全てのティーラテ | ○ |
冷たいミルク、低脂肪、 無脂肪乳を追加 |
無料 (レジ) |
ドリップコーヒー ブラックティー イングリッシュブレックファーストなど |
× |
アーモンド、オーツ、 ブレベ追加 |
55円 | ドリップコーヒー | × |
ミルクの温度を変更 ・エクストラホット/熱め ・ライトホット/ぬるめ |
無料 | ホットの ラテ系ドリンクなど |
○ |
フォームミルクの量を変更 多め・少なめ・無し |
無料 | ホットの ラテ系ドリンクなど |
○ |
※店内利用と持ち帰りで税率が異なります。上記は店内利用の値段です。
ミルクの量や割合を無料で変更できる
カフェミストやティーラテを注文する際は、次のようなカスタムができます。
- ミルクの量を多めにして、コーヒーとミルクの割合を変更する。
- ミルクの量を多めにして、お湯とミルクの割合を変更する。(ティーラテ注文時)
- お湯とミルク1:9の割合にする。(ティーラテ注文時。オールミルクと呼ばれる)
例えば、カフェミストは通常ドリップコーヒーとスチームミルクを5:5の比率で作りますが、これを3:7、2:8、1:9などに無料で変更できます。
市販のコーヒー牛乳のように、ミルク感たっぷりのカフェオレが好きな人は、ミルク多め(エクストラミルク)で注文するのがおすすめです。
このカスタムをする際はレジで「ミルク多めでお願いします」とオーダーしても良いです。
もっと細かく割合を指定する場合は、「コーヒーを3割くらいにしてください」とオーダーしてOKです。
高千穂牧場カフェオレ風のカスタムなど、次の記事で紹介しています。
なお、 ミルクの量を変更するカスタムはモバイルオーダー&ペイ非対応です。
モバイルオーダーで行えるカスタムの種類は徐々に増えているので、いずれは可能になるかもしれませんが、記事執筆時点では非対応です。
なお、ティーラテ専用のカスタム「オールミルク」は、お湯をほとんど使わずにミルクだけでドリンクを作るというもの。
ミルクの濃厚な味わいが楽しめるので、多くのファンに人気のカスタマイズです。
オールミルクはモバイルオーダーにも対応しています。
冷たいミルク、低脂肪乳、無脂肪乳は無料で追加できる
冷たいミルクは無料でドリップコーヒー(本日のコーヒー)や、ブラックティー、イングリッシュブレックファーストなどのドリンクに追加できます。
ぬるい状態になりますが、ドリップコーヒーの値段でカフェミスト(カフェオレ)やミルクティーが作れるので、55円お得になります。
また、冷たい低脂肪乳や無脂肪乳も無料で追加できます。
※以前は「コンディメントバー」と呼ばれる調味料が置いてある場所にポットに入って提供されていましたが、現在は感染予防の観点から停止中。
レジでの提供に切り替わっていますが、現在も全てのドリンクに無料で冷たいミルク、低脂肪乳、無脂肪乳を追加できます。
温かいスチームミルクを追加する場合は+55円の追加料金がかかります。
ワンモアコーヒーにスチームミルクを追加できる
スタバでは、ドリップコーヒー(本日のコーヒー)を注文した当日中に限り、税込165円(スタバカード利用なら110円)でコーヒーをおかわりできます。
このサービスをワンモアコーヒーといいます。
-
-
スタバのコーヒーおかわり【ワンモアコーヒー】100円で飲む方法
続きを見る
ワンモアコーヒー注文時に+55円でスチームした温かいミルクや豆乳、アーモンドミルクなどを追加できます。
つまり、1杯目はブラックのドリップコーヒーを飲んで、2杯目はカフェミストをお得に楽しむことができます。
カフェミストは通常445円(トールサイズ)で購入できますが、この方法なら220円で飲むことができます。
ストレートティーに温かいミルクを追加することは基本的にできません。
スチームミルク追加はワンモアコーヒー専用のカスタムで、ストレートのアールグレイなどのティー系ドリンクにスチームミルクを追加できません。
ホットのミルクティーを頼む場合は、イングリッシュブレックファーストティーラテを注文してください。
ティーラテには最初から「クラシックシロップ」が入っているので、甘くないミルクティーを希望するならシロップ抜きで注文してください。
-
-
イングリッシュブレックファストティーラテのカスタム5選とカロリー糖質を紹介
続きを見る
スタバの全9種類のシロップをこちらで紹介しています。
-
-
スタバのシロップ全種種を紹介!追加や変更・多め・少なめのカスタムも解説
続きを見る
ミルクの温度を変更できる
ホットのスターバックスラテや、ティーラテを注文する際にミルクの温度を「熱め」「ぬるめ」に変更できます。
ホットのスターバックスラテは「最初から結構熱い」という声もあるので、その際はぬるめで注文すると、ちょうど良い温度になります。
また、冬場などドリンクの温度が冷めやすい時期はミルクの温度を熱めにしてもらうと良いでしょう。
フォームミルクの量を変更できる(フォーミー)
▲ アーモンドミルクに変更+フォームミルク増量のカスタムをしたキャラメルマキアート
フォームミルクがトッピングされているスターバックスラテやキャラメルマキアート、ティーラテなどのドリンクは無料でフォームミルクの量を多め、少なめ、なしに変更できます。
このカスタマイズは「フォーミー」とも呼ばれます。
フォームミルクはホイップクリームと比べてカロリーが低く、かつクリーミーな口当たりが楽しめます。
例えば、 アーモンドミルクに変更したドリンクのフォームミルクを増量すると、特有のなめらかな口当たりが際立ちます。
そのほかのスタバのカスタム
そのほかのカスタムは「スタバの全カスタマイズ一覧|人気の無料・有料カスタム11選も紹介」をご覧ください。
無料、有料のカスタマイズを全て一覧でまとめています。
各カスタムがモバイルオーダーに対応しているかどうかも記載しています。
-
-
スタバのカスタマイズ一覧!人気の無料・有料カスタム11選も紹介
続きを見る
スタバカードを使うと15%お得に飲める
クレジットカードの「JCB Card W」とスターバックスカードを併用すると、全商品14.8%お得になります。
現状、還元率がもっとも高く「スタバの支払いはJCB一択」と言われるほど人気です。
スタバはJCBのパートナー店に指定されているため、ポイントが11倍にアップします。
僕も実際に使っていますが、毎年30,000〜70,000円ほど還元されています。
▲スタバ代のポイント還元だけで32,000円分が貯まってます
貯まったポイントはAmazon、コンビニなど普段の買い物にも使えるので便利です。
このカードは18歳以上ならアルバイトの方も発行できるので、1枚持っておくと便利です。
▼スタバカードについても分かりやすく紹介しています
あわせて読みたい
スタバ全ドリンク、裏メニューまとめ
続きを見る
スタバ全ドリンクメニューのカロリーと値段一覧【2023年版】
▼人気のおすすめカスタマイズ19選まとめ
スタバで人気のカスタマイズ19選をまとめました。スタバの注文に慣れていない方でも楽しめるカスタマイズを紹介しています。